中学生になって友達も環境も大きく変化した子どもたち。新しい人間関係の中で日々いろんな感情の間を揺れ動いているようです。
身体面でも毎日重いリュックを背負い登校しているせいか、二人とも体がたくましくなってきました。
特に息子は身長もグングン伸び、私の身長を追い越しました。
食べるごはんの量も朝から大盛り。声変わりもして赤ちゃんのときのぷくぷく感はどこへやら・・。
そんな息子も「反抗期かな?」と思うことが徐々に増えてきました。
そんなに激しい反抗ではないですが、明らかに素直に言うことをきいていた小学生のころとは違うので、機嫌がいいときを見計らって聞いてみました(笑)
反抗期の中学生男子の言い分、参考にしてみてくださいね。
中学生男子自分で反抗期っていう自覚ある?
中学校に入学したころから些細なことですぐに文句をいうようになった息子。
乱暴な言葉を使ってみたり、文句は言わずともだまりこくったり、わざと大きくため息をついてみたり、自分が不機嫌だということをアピールするようになってきたのはこの頃からです。
中学生男子反抗したくなるのはどんな時?
他にも・・
- 学校の先生・・授業中に問題を解かせるときに急かす。生徒には「面倒くさい」というなというくせに自分はしょっちゅう言う。
- 習い事の先生・・ダメなところを注意するだけではなく、言わなくてもいいひとこと余計なことを言う。
- 習い事の先生(女)・・ヒステリック。まちがえると「なんで?どうして?」マシンガンのように責められる。
- お母さん・・英検を受けたくないけど受ける方向に持ってく。自分の意見を言えというけど、言ったところで論破されるから言わない。
などなど。
学校や習い事の先生にきつい言い方や他の子の前でさらされるような注意の仕方をされると、恥ずかしい、先生はちゃんとできているのかという気持ちが湧き上がってきて、「やってらんねーよ!」となるそう。
親であるわたしから毎日の生活のなかで指摘されること(部屋が汚い、プリント類を出せ、スマホ見すぎなど)は自分が悪いという自覚はあるが、今は違うことをやりたかったり、命令口調「~しなさい!」と言われるのは嫌なのだそう。
他の中学生男子も反抗的な子いる?
学校で反抗的な態度をとる子は沢山いるようです。
ひとりが先生に反抗して、先生の態度をみてる。この先生はこれ以上怒ることはないなと分かると他の子も一斉に同じような態度をとる、と。
私自身息子の習い事で他の男の子の反抗期を見てきましたが、中学生になると自分の思い通りにならないと暴れて帰ってしまったり、普段から親に対してわざと敬語を使ってよそよそしい態度をとったりする子が見受けられました。
イメージとは違った中学生男子の「反抗期」
息子の意見を聞いて感じたことは反抗期といっても、思ったより反抗する相手のことを冷静にみてるんだなということです。
反抗期のイメージは「とにかく理由もなくいらだっている」だったので、とても意外でした。
このように聞いてみると、大人でもこんな風な扱いをされたらいい気分はしないよなと思うことが結構ありますよね。
子どもに接するときに「大人対大人」と同じように接しているわけではなく、「大人対子ども」という意識で接しているとつい横柄な態度をとってしまうことが少なからずあります。
思春期は子どもから大人になっていく始まりの時。
思春期の子どもたちは大人から自分に対して向けられる「子ども扱い」にとても敏感です。
それに対して自分の意見をうまく表現できず正当な手段が反抗的な態度につながるのではないでしょうか。
まとめ
「反抗期」といっても全くない子もいますし、手が付けられないくらい激しい子もいると聞きます。
息子はまだ「反抗期」のスタートラインの段階なのかもしれません。
親にとっては子どもはいつまでも子ども。
ただそういった気持ちが行き過ぎて、せっかくの子どもの成長を押さえつけてしまわないように気を付けたいものですね。