子どもたちが歩けるようになってくると悩んでしまうのが「外遊び」。
公園で談笑しながら子どもを遊ばせているママさんたちを横目に見ながら、「わたしには遠い世界よ・・」と二人乗りベビーカーを押しながら通りすぎていたころが懐かしいです。
1歳半も過ぎると足取りが次第にしっかりしてくる双子たち。
体力もついてお昼寝もなかなか寝なくなってきます。
「ああ、外に連れて行って思い切り遊ばせてあげたい・・」
しかしワンオペで公園に双子を連れ出すには覚悟が必要です。
ママ、パパ一人で双子を外遊びに連れ出すのは可能なのでしょうか。
結論:「可能です。。が、絶対に必要ではない!!」
ワンオペの外遊びは行く場所と双子ちゃんの性格により難易度はかなり違ってきます。
人手があるときだけでも充分だと思います。
わたしも子どもたちが小さい頃は他の子と同じようにいろんな経験をさせてあげたいと、遊べそうな公園を探しさまよい歩いたものでした。
この記事では双子を大人一人で外遊びに連れ出すときの注意点や遊ぶ場所の選び方など、筆者の経験をもとに書いていきたいと思います。
双子を外で遊ばせたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
双子の外遊びでおすすめの場所
近所にある公園
子どもを遊ばせる上で一番最初に思い浮かべるのが公園ですよね。
しかし大人ひとりで双子を公園に連れていく場合、以下のことに注意して公園を選んでください。
道路にすぐ出られない作り
とにかく絶対条件としてこれは外せません。
我が家の双子たちも走り回る息子とその場でじっと砂をいじくる娘という対照的なふたりだったので、とにかく息子を追いかけまわすのに必死でした。
この時もしすぐ道路に飛び出してしまえるような公園だったらと思うとぞっとします。
公園全体がボール遊びを想定してフェンスで囲まれていたり、さらに公園からの出口が一か所だけだとより安心です。
広くない公園
さまざまな遊具があってレジャースポットにもなるような公園は大人から見ても魅力的ですよね。
でもそのような公園は他に大人の手があるときに行くのがベスト。
なぜならワンオペ公園遊びには広すぎるから!笑
まだ幼児のうちは大きな公園でなくても砂をいじったり、石を拾ったり、些細なことでも子どもは遊んでくれます。
大人ひとりでも子どもたちふたりがそれぞれ何をしているかいっぺんに視界に入るくらいの広さの公園が理想的です。
登れる遊具や池などの水場がない公園
すべり台やジャングルジムなど上り下りが必要な遊具は、子どもひとりにつき大人ひとりつける時でないと危険です。
スプリング遊具など交代で乗れるものがあると助かりますね。
また公園にある池や小川は滑りやすく事故の原因になります。
子どもは水遊びが大好きですが、避けた方がよいでしょう。
園庭解放
幼稚園や保育園で未就園児を対象に園庭解放を行っているところもあります。
園庭解放のいいところは安全面と園の様子を知ることができるところ。
時間帯によっては園児たちと混ざって遊んだりすることもできますし、先生たちも気にかけてサポートしてくれるのでいろいろな遊びができるんですよ。
入園したい園に行くだけでなく、入る予定のない園に行ってみるのも全然OK。
新たな発見があるかもしれません。
園庭解放は曜日で決まっている園が多いので、近くの幼稚園や保育園に問い合わせしてから出向いてみるといいと思います。
校庭開放
公立小学校などで主に放課後や土日に行われている校庭開放。
小学校の校庭は園庭と違って遊具は少ないですが、広々していて走り回るには絶好の場所です。
未就学児も保護者の付き添いがあれば利用可のところが多いので、近所の子たちと一緒によく遊ばせてもらいました。
ただ大きい子たちサッカーや野球などボール遊びなどをしているときは邪魔になってしまったり、ボールが飛んできてぶつかってしまったりする危険があるので注意が必要です。
双子の外遊びに役立った持ち物と準備
基本的にはお出かけの時と同じものを用意すればいいのですが、とくにあって助かるものをご紹介します。
砂遊びセット
行く先の公園などに砂場がある場合は1か所で遊んでくれる可能性が高くなるので砂遊びセットがあると便利です。
うちの子どもたちだけではなくいろんな子に人気だったのが、本物の調理道具。
しゃもじやおたま、プラスチックのボウルなど、家にあるお古やもらいもので使っていないものでかまいません。
100均でも調達できますね。
あとはマヨネーズやケチャップやプリンなどの空き容器も人気でした。
カラフルなおもちゃより、普段大人が使っているものに興味があるようです。
手洗い用の水
水道がある場所ならいいのですが、小さな公園だとない場合もあります。
ウェットティシュでもいいのですが、水で洗いたいときもありますよね。
ベビーカーや自転車のカゴにペットボトルに入れて忍ばせておくといいですよ。
まだ息子が小さいとき公園で遊んでいて「これ、これ!」といって差し出してきたものが犬の糞でした・・。(汚い話ですみません)
乾いていたのですぐ払って手を洗ったのですが、水道のありがたみを一番感じた思い出です笑
おかしや抱っこひもなどのぐずり対策
子乗せ自転車があればそれで移動した方が時間的には早いのですが、帰りに疲れて寝てしまうことも。
安全面ではベビーカーでの移動をおすすめします。
ただ遊んでいるところを切り上げて帰ろうとすると、眠気もありぐずることもしばしば・・。体をよじってなかなかベビーカーに乗ってくれず苦労したこともあります。
そんなとき役立ったのはベビーせんべいなどの自分で持って食べられるおかし。
ふたりとも外で泣き出すとカオスなので、ベビーカーを嫌がるときはおかしを持たせて気を紛らわせていました。
ベビーカーに揺られて数分後にはおかしを握りながらお昼寝・・が我が家のパターンでしたね。
ぐずっている方を抱っこして帰ることも最終手段としてあるかもしれません。
抱っこひもも予備的に持って行くのも忘れずに。
お昼ごはんや晩ごはんの準備
外遊びから帰ってきてお昼ごはんからお昼寝コースに持ち込みたい場合や、お風呂から晩ごはんコースに持ち込みたい場合など、あらかじめ出かける前にごはんの準備を進めておくとあとがスムーズに進行してものすごく楽です!
自分自身もイライラしなくていいので途中まででも下ごしらえして出かけていました。
双子の外遊びは絶対行かなくてはいけない?
当時の私は双子だからという理由で他の子に比べてやってあげられることに差が出てしまうことが嫌で、なかば意地になっていたところもありました。
今になって振り返ってみるとなんであんなに意地になっていたのか・・
単純に子どもたちの楽しそうな顔が見たかったからかもしれません。
でもね。。
大人ひとりで外遊びに連れ出すことに自信がないときや、夜泣き等で大人が疲れているときなど、無理に出かける必要はないんです。
なぜなら幼稚園や保育園に上がる前のプレ保育がすぐに始まるから。
そういった場所で他のお友達と遊んだり、体を動かしたりできるので、外遊びは大人の手があるときでも充分だなぁと今になって思います。
それでも子どもたちを楽しませたいならこんな方法も。
まとめ
双子を大人1人で外遊びに連れ出す難易度は双子の性格と大人の経験値によって異なります。
自信がないときは無理に連れ出すことはありません。
「外遊びで他の子たちとも交流させないと!」ということもありません。
入園すれば体力も社会性も必ず身についてきます。
なにより双子ちゃんたちの安全を最優先にして無理せず大人の手があるときから徐々に始めてみてくださいね。
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