幼稚園や保育園に入園して落ち着いてくると、まわりのお友達の中にも習い事をはじめる子がでてきます。
双子の習い事を選ぶときどんなことに気を付けたら良いのでしょうか。
この記事で分かること
- 双子の習い事を選ぶポイントとは?
- ふたりで同じ習い事?それとも違う習い事?
- 教室を選ぶときの注意点
双子に人気の習い事は
通信教育
勉強系の習い事ですが、通塾とは違い自宅でできることが人気の理由です。
双子をもつ親にとって送迎の負担がないということは習い事を選ぶ上で重要視される理由のひとつです。
特に通信教育はある程度の年齢に達すれば子どもたちが自分たちで進められるので、家事の片手間に様子をみていることもできます。
また同じ教材をふたりでシェアして教材費を節約できるということも、双子ならではのメリットですね。
オンラインの習い事
近年一気に需要が高まったのがオンラインでの習い事。
塾や習い事がオンラインでも学べるということで、こちらも送迎の負担がなく子どものペースに合わせて学ぶことができます。
特に人気なのが英会話や、プログラミング、アートスクールです。
オンラインの習い事はパソコンやタブレットなどの端末をあらかじめ用意したり、インターネットの環境を整えたりと、家庭の状況によっては初期投資がかかる場合もありますが、対面で行われる習い事より月謝が安い傾向にあります。そのためいろいろな習い事を試してみたいという人にもおすすめです。
またオンラインの習い事によっては、カメラ機能を使って先生と会話をすることもありますので、万が一映ってしまうことも考えて部屋の中を整えておくことをお忘れなく。
初期費用や月謝が安い習い事
二人同時に習い事を始めるとなると気になるのがお金の問題。
最初に2人分の道具をそろえる必要があったり、月謝が高めの習い事はこれから続けていくうえで金銭面での負担が大きくなります。
地域のスポーツ少年団がとり行っている運動系の習い事の中では合気道や空手、また書道などは道具もそんなに必要ではなく、月謝も高くない習い事のひとつですね。
双子で同じ習い事がいいのか、違う習い事がいいのか
一番は子どもたちがやりたいと思う習い事を始めたらいいと思いますが、同じ習い事になった場合と違う習い事になった場合のメリット・デメリットをご紹介します。
同じ習い事にした場合 | 違う習い事にした場合 | |
メリット |
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デメリット |
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それぞれメリット、デメリットがあるので、その中で何を優先して考えるかで選ぶ基準は人によって変わってくると思います。
同じ習い事はエレクトーンでしたが、同じ課題を出されても真面目に練習する娘と練習しない息子で差が出てきてしまい、進みの遅い方がモチベーションが下がってしまったのと、先生との相性が良くなく結局ふたりともやめてしまいました。
今はエレクトーンと同時に始めていた二人別々の習い事で、娘は書道、息子は剣道を習っています。
双子の習い事が決まったらすること
教室選び
習いたいことが決まったら教室を選ぶことになります。
同じ習い事でも違う習い事でも、いずれは子どもたちだけで通うこともあるかもしれません。子どもたちだけで通えるようになったら親の負担も軽くなります。そのことを考えて家から近い場所にある教室を選ぶ方が良いでしょう。
さらにふたりで同じ習い事に通う場合はできるだけ同じ時間帯で、かつ明るい時間帯にしてもらうとより安心です。スケジュールが一緒だと親も管理しやすいですし、夜遅くまでかかると子どもたちの負担も大きくなるからです。
また仕事等でどうしても送迎が難しい場合は各自治体のファミリーサポートやキッズタクシーなどの送迎代行サービスもあります。最初に登録が必要ですが頼りになるサービスですね。
体験に行ってみよう
教室がみつかったら体験を申し込んでみましょう。
実際に体験してみたり、同じ時間帯の仲間や先生の様子などがわかるいいチャンスなので気になっている習い事は試してみることをおすすめします。
また体験時には下記のことを確認しておくのがよいでしょう。
- 入会金、月謝の金額。兄弟割があるか。
- そろえる道具とその金額。
- スポーツ系の習い事の場合当番や付き添いが必要か。その際子ども同伴でもよいか。
- 土日の試合や遠征、それに伴う車出しの有無。
- 夏休み等の合宿の有無。保護者同伴か。
双子たちの習い事、我が家の場合
娘は書道、息子は剣道を小学校1年生から続けています。
娘の書道は私が字のきれいな人に憧れて習わせたかったのですが、同じ書道教室に同じ学校の友達が何人か通っていて、和気あいあいと学んでいるようです。
息子の剣道はいとこが習っていたのがきっかけで始めました。武道は挨拶や礼儀作法が身につくのと、忍耐力が培われます。
防具バッグが大きいので普段の稽古や試合は送迎が多く、保護者が交代で当番などサポートしなくてはならないのでその間娘は留守番が多くなりがちです。そのため娘が不公平さを感じないように気を付けています。
2023年娘は書道教室子どもの部の最高段位である八段を取得し、息子は剣道初段取得、秋には二段を受験予定です。
こういった資格は受験の内申書や将来履歴書などに記入できるものもありますし、ここまで頑張ったということが形となって受け取れるので、モチベーションアップにもつながりますね。
まとめ
習い事の種類だけではなく、学ぶ方法も多種多様です。
習い事を始めると生活のスケジュールがそれまでとガラッとかわるので、親にとっても子どもにとってもストレスの少ない方法をみつけてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。